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ウチのネコが「癌」になってしまいました

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8月18日~28日 -その3-

コブの生検手術を終えて経過を診せに数日後の8月28日、病院へ行きました。
傷口はきれいにふさがりつつあり、もう少し待って抜糸をすることになりました。
この頃は食欲がなく、いつも与えていたドライフードはほとんど食べてくれません。
手術の傷口の違和感があるのか、市販のウエットフードと病院でもらった食欲不振時用のエサをなんとか食べさせています。


8月28日(火)

「傷口もきれいですね、あと少しで抜糸しましょう」
その言葉にホッとしたのもつかの間、直後にあの「告知」を受けることになる。

「検査結果が出ました」
「扁平上皮癌・・・残念ながら悪性です」

検査センターから送られて来た検査報告書と医学書を前に
先生からこの病気についての説明を受ける。

治療方法(対処方法)はいろいろな選択肢があるものの完治率はきわめて低く、
摘出手術をしても高確率で再発するだろうということ。

腫瘍の大きさにもよるが、摘出手術には高齢であることのリスクと、
場合によってはアゴの骨まで取らなければいけないこと。
術後、自分の口から食事ができるようになるかどうかは未知。
そして、その後、抗がん剤の投与などを行うこともできるということ。
これらのリスクを承知で手術をするか。

このままの状態で、その都度様子を見て、口の中の腫瘍がいずれ口全体、
のどまで広がったとき、つまり自力で食事がとれなくなった時、
次の対処法を話し合って考えていくか。
口からの栄養補給ができなくなったら胃に直接カテーテルを入れて
栄養とカロリーを流し込むという方法があるということだが、
それをするにもまた麻酔をかけてカテーテルを設置する手術をしなければならない。
しかし、それをしなければ・・・。
その先を先生ははっきりと言葉に出さない。
私は「自然死」と「安楽死」の2つの選択が待っていることを直感した。

しかし私は手術をさせたいという気持ちは不思議と湧かなかった。
先代の飼い猫を手術後、回復しないまま亡くしているというのもあったかもしれない。

クロスケがもし、野生の猫だったら・・・と考えた。
病気は甘んじて受け止めなければならないし、
エサにも自力でありつかなければならない。
それができなくなった時はその猫の寿命とあきらめるしかない。
動物は、たとえペットでも手術をされたり、
管を付けられたり、拘束されたりを望むんだろうか。
少なくとも、病気を治すためにガマンしなければならない
なんて自覚はないのではないだろうか。
私たち人間は、人間のエゴで動物を生かすために
彼らにつらい治療を強いてもいいのだろうか。

そう考えた時、なるべく自然に、そして少しでも苦痛のないようにして
残された命を見守ってやりたいと思った。
もちろん予後が期待できるような病気だったら、
手術という選択肢も前向きに考えたかもしれないが。

先生にはとりあえずこのまま見守りたいということを伝えた。
そして気がかりになっていた痛みについても聞いた。

「痛みはないと思います。痛かったら、エサは食べられないし、
 飼い主といえども患部を触らせないでしょう」

それだけ確認して、重い気持ちでクロスケを連れて帰宅した。

家に帰って、インターネットやブログで
この病気の詳細が書かれているものがないか調べまくった。
今さらだが、飼い方に問題があったのではないか、
もっと早く気付く方法がなかったのか、
告知からの寿命、同じ境遇の飼い主がいないか、
最期を看取った飼い主の日記は、など、かたっぱしから探して読んだ。
本屋に行って、ペットの病気について書かれているものも読んだ。
残念ながら癌については何も手だてがないというものばかりだった。
そして、早期発見、手術によってのみ治る見込みがあると・・・。

涙があふれてきた。

10日前までは何もなかったのに・・・。
元気にエサをねだる食いしん坊のクロスケだったのに。

kuro_houkokusyo


この日からカウントダウンが始まったのだ。
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この記事のコメント

扁平上皮癌は犬の場合と猫の場合は随分対処法が違うみたい。
犬(特に大型犬)の場合は外科的手術&抗がん剤がかなり有効らしい。
2007-09-27 Thu 20:44 | URL | niyacat #RpHWArpQ[ 編集]

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